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所長室から

所長室から(平成22年3月12日)

校内研修に役立てて下さい

センターの校内研修支援事業では,指導主事が小・中学校を訪問して,校内研修のお手伝いをしています。しかし,校内研修のテーマや実施時期によっては,直接お手伝いできないことがあります。そのような場合に役立てていただきたい資料を紹介します。

それは,「校内研修の手引き」と「校内研修に使えるエクササイズ集」です。どちらもセンターホームページ「校内研修支援」の中にあります。校内研修の担当者は研修の進め方に頭を悩ますのではないでしょうか。これらを用いると参加者全員が積極的に(多くの場合は楽しみながら)研修を行えます。どうぞ使って下さい。

今日の一枚

「早朝からコツコツと・・・アカゲラ」

〜「所長室から」〜 バックナンバー

所長室から(平成22年3月5日)

私のこだわり(その5) 分かりやすい文章

仕事柄,毎日多くの書類を読みます。それらの中には,分かりにくいものがあります。独特な表現が用いられる法律の文章のように,慣れないと分かりにくいものもあります。しかし,分かりにくい原因の多くは,書き手の側にあると思います。

他人事ではありません。私が文章を作るときには,①一つの文に二つ以上の内容を盛り込まない,②自分にとっては当たり前のことを,予備知識のない人に伝えるつもりで表現する,③自分の意図とは違う解釈ができないかをチェックする,などに注意しています。口で言うほど簡単ではありませんが,分かりやすい文章作りにこだわりたいと思います。

今日の一枚

「大きな声のわりに臆病な・・・カイツブリ」

所長室から(平成22年3月3日)

私のこだわり(その4) ハードよりもソフト

私は音楽が好きです。私のこだわりは,ハード(再生装置)よりもソフト(CD)を重視することです。音質にはそれ程こだわらず,CDを多く収集して音楽を楽しんでいます。読書も大好きですが,やはりハード(書庫)よりソフト(本)を重視しています。ソフトが充実しないと楽しめません。

話は飛躍しますが,研修センターや学校でも,ハード(形)よりソフト(中身)を重視する発想が必要ではないでしょうか。今年度になって,センターのホームページから多くのソフト(研修資料,センター事業のお知らせなど)を発信するようにしました。もっと増やしていきます。楽しめるソフトがあったら楽しんで下さい。

今日の一枚

「光を浴びて・・・ホシハジロ」

所長室から(平成22年2月25日)

私のこだわり(その3) 相手を見て自分の言葉で話す

この時期は,講座の閉講式等であいさつをする機会が多くなります。あいさつをするときの私のこだわりは,できるだけ原稿を読み上げないようにすることです。言い換えれば,「相手の顔を見て自分の言葉で話すこと」です。大勢の人が対象のときには個々の顔を見ることはできませんが,少なくとも下を向かないようにしています。また,話す予定の内容を抜かしたり言い間違えをしたりすることを恐れないで,できるだけ自分の言葉で話します。

あいさつ以外でも「相手を見て自分の言葉で話すこと」にこだわっています。例えばプレゼンテーション。見映えのよいスライドを次々と提示し原稿を棒読みするだけでは・・・

今日の一枚

「二枚舌どころではない・・・モズ(百舌)」

所長室から(平成22年2月22日)

私のこだわり(その2) 一点に集中

ここのところ「今日の一枚」は鳥の写真が続いています。この時期は木々が葉を落とし,鳥の姿がとらえやすいからです。今まで何気なく見てきた鳥ですが,実際に撮ってみると,その形や色の美しさに魅せられました。カワセミの飛んでいる姿などは感動ものです。また,図鑑やインターネットで鳥の名前を調べるのが面白くなってきました。

このように,何か気になるものを見つけたら,扱う範囲を絞って集中してやってみるのが私の流儀です。たとえば虫眼鏡で太陽の光を一点に集めるように。仕事においても,新しい取り組みを成功させるには,一点に集中することが必要だと思います。さて,次は何に集中しようかな。

今日の一枚

「今日は夫婦(22)の日・・・キンクロハジロ」

所長室から(平成22年2月15日)

私のこだわり(その1) 教師と教員

1970年代の人気アニメ「ど根性ガエル」に登場する町田先生の口癖は「教師生活25年」でした。当時教員になったばかりの私にとって,25年は気の遠くなるような期間に思えたものでした。今となっては「教育に携わって35年」と町田先生を超えてしまいました。しかし,「教師生活35年」というには抵抗があります。

私のこだわりですが,「師」という言葉の意味を考えると,「教師」とは自称しにくいのです。一人でも多くの子どもたちに「師」と思ってもらえるような教員を目指して励むだけです。

今日の一枚

「不惑の年頃?・・・シジュウカラ」

所長室から(平成22年2月8日)

世界の国からこんにちは

毎年,センターには外国からお客様が来ます。今年度はJICA(国際協力機構)の研修事業の一環として6回の視察があります。中南米,オセアニア,アフリカの20カ国から45人のお客様が来る予定です。視察の内容は,センターで行っている教員研修についての説明と質疑応答,そして施設見学です。

視察参加者の感想をいくつか紹介します。「我が国にも同じような施設があるとよい」「体系的に研修を実施している」「研修実施,評価,次年度計画への反映の仕方がよく分かった」「準備万端整え,快く迎えてくれた」などです。

視察を受け入れる私たちにとっても,「私たちが当たり前に思っていることが実はそうではない」と気付かされることが多くあります。教育や研修の制度については「ところ変われば品変わる」との思いを強くします。

今日の一枚

「かわいい目をした・・・シロハラ」

所長室から(平成22年2月4日)

「特別支援教育専門員」をご存じですか

今年の一月から始めました「センター認定特別支援教育専門員」についてご紹介します。

センター認定とありますように,センターが独自に定めた制度です。センターで特別支援教育の研修を積んだ教員が,その成果を活かして自信を持って活躍できるように,認定を行うことにしました。詳しくはこのページをご覧下さい。既に認定の申請があり,まもなく認定第1号が出る予定です。該当する方は積極的に申請して下さい。

「センターの研修講座を適切に組み合わせて受講すると,このようなことができるようになります」という具体例を示すことができたと思います。これからも,研修講座を受講したときに想定される効果などを明確にしたり,受講者の励みになるような仕組みを作ったりしていきます。

今日の一枚

「ほほを赤らめた?・・・アオゲラ」

所長室から(平成22年2月1日)

小さなことにワクワクしよう

出勤前の30分ほど,センターの周辺を散歩します。橘曙覧(たちばなのあけみ)は「たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」と詠みましたが,まさにその通りです。この時期に花は見られませんが,かわりに枯れ枝越しに野鳥を見ることができます。今日はどんな鳥に会えるかとワクワクします。「今日の一枚」は,楽しみのお裾分けです。

「小さなことにクヨクヨするな」も大切ですが,小さなことにワクワクできる感受性と余裕があると楽しいですよ。「おもしろきこともなき世をおもしろく(高杉晋作)」

今日の一枚

「モコモコしてかわいい・・・エナガ」

所長室から(平成22年1月25日)

前例踏襲でよいのか

落語に「本膳」というお話しがあります。格式ある食事会に招かれた人たちが,作法を知らないで困っていると,作法を知っている人が「私の真似をしなさい」と助け船を出します。その人が間違って箸を落とすと,全員が真似をして箸を落とす。このような滑稽な真似が繰り返されます。

真似がすべて悪いとは言いません。成功例を真似ることはよく行われます。しかし,前例踏襲だけではこの落語になってしまいます。センターに当てはめれば,「今年度はこのように仕事をしたので来年度も」ではいけないのです。「来年度もっとよい仕事をするためには,どこを改善するか」と考えながら,来年度の準備をしていきます。

今日の一枚

「朝の思索・・・ジョウビタキ(雄)」

所長室から(平成22年1月19日)

青い鳥はどこ

今年度の初任者研修が終わりに近づいています。私が初任者だったときの思い出です。数学の指導に定評がある先生に,「先生は素晴らしい指導をされると聞いています。指導の秘訣を教えて下さい」と質問しました。もちろん秘訣はあり(聞け)ませんでした。

指導に行き詰まったとき,手っ取り早い解決策や有効な指導理論がないかと,あれこれ探し回った経験がないでしょうか。私の経験では,先人の実践や理論は参考にはなりますが,そのまま使えるものではありませんでした。当たり前のことですが,自分で考え工夫していくことが必要です。

このようなお話しをしたのは,初任者のときの私のような教員がいるとしたら,「日々の授業実践を大切にし,自分で考え工夫していくことが指導の秘訣ですよ」と伝えたいからです。幸せの青い鳥は身近かにいます。

今日の一枚

「青い鳥はここに・・・カワセミ」

所長室から(平成22年1月14日)

インターネットを利用した教員研修

実は,12月25日の研究発表会で発表しなかった研究があります。それは「インターネットを利用した教員研修」です。センターのホームページで中間発表が見られます。インターネットを利用した教員研修の実施に向けて,効果的な研修形態や実施方法について研究しています。

前回,センターが作った動画を紹介し,それらの動画を個人の研修や校内研修で活用してほしいと書きました。この研究は,動画だけでなくテレビ会議や情報の共有化などインターネットの機能を活用した教員研修の可能性を探るものです。実施できるものから提供していきたいと考えています。

今日の一枚

「お色直し・・・婚姻色のカワウ」

所長室から(平成22年1月12日)

センターが作った動画のご紹介

センターのホームページでは,メニュー「研究」→「平成20年度研究報告書」に,研究を解説した動画があります。野菜の生産者が「私が作りました」と写真入りのメッセージを出すように,研究担当者に研究について説明してほしいと思い,動画を取り入れました。21年度も研究を動画で解説する予定です。

動画はセンターの事業を多くの人に知っていただける有効な手段であると考えています。今後充実させていきます。

利用者が茨城県の教職員に限定されますが,「茨城県教育情報ネットワーク」→「教職員ポータル」→「教育用コンテンツ」にもセンターが作った動画があります。現在は「情報教育の現状と動向」,「インターネット利用の現状と課題」,「学校生活スキルトレーニングの進め方」,「LD・ADHD・高機能自閉症等の生徒の理解と支援」の4本の動画が見られます。個人の研修や校内研修でご活用ください。

今日の一枚

「ここなら安全・・・ジョウビタキ(雌)」

所長室から(平成22年1月4日)

新春山村抄

新年おめでとうございます。センターは標高110mの山の上にあります。深山幽谷ではありませんが,周囲には山村の風情があります。駄句を数句

き  気がつけば 山々越しの 初筑波

た  ただただに 谷の音きく 今朝の春

や  やわらかな 落ち葉の下に 福寿草

ま  曲がり道 くねくねの先 初仕事

今年もセンターをよろしくお願いします。

ところで,今回のタイトル「新春山村抄」を声に出して3回読んで下さい。無事に読めたら開運まちがいなし。

今日の一枚

「一富士,二・・・オオタカ」

所長室から(平成21年12月25日)

「行列のできる」は勲章?

12月25日の研究発表会には多くの皆様に参加いただきました。ありがとうございました。研究の内容や発表会の運営については不十分な点があったと思います。会場やアンケート等でいただいた皆様のご意見を大切にして,研究の仕上げと来年度の研究発表会に活かしていきます。

ところで,昨年度の途中からセンター主催の事業の受付方法が変わったことにお気付きでしょうか。今回の研究発表会もそうですが,エントランスホールではなく直接会場の入り口で受付をすませるようにしました。ラーメン屋ならば行列ができることは勲章でしょう。しかし,センターではできるだけ行列ができないように,受付を分散したり昼食の時間帯をずらしたりの工夫をしています。快適な研修ができるように,更に工夫をしていきたいと思います。

前回お話ししましたチラシは,ここ(PDF)をクリックしてご覧ください。周りの皆様に紹介してください。お願いします。

今日の一枚

「今年のオオトリは・・・ツグミ」

所長室から(平成21年12月18日)

ご一緒にポテトはいかがですか

12月25日はセンターの研究発表会です。今年は研究協議の時間を多くとりました。参加者との話し合いにより研究が深まることを期待しています。そして,昨年度と同じように担当指導主事の解説(動画)を付けて,研究報告書を3月中にセンターのホームページに掲載する予定です。

私は所員に「PRしたいセンターの事業があれば,研究発表会当日にチラシを配るように」と依頼しました。ハンバーガーを買いに来たお客にポテトなどの関連商品を紹介するように,研究発表会の参加者にセンターの事業を紹介したいと考えて依頼しました。どのようなチラシができたかは,次回の「所長室から」で紹介します。

今日の一枚

「その眼差しの彼方に・・・メジロ」

所長室から(平成21年12月11日)

ありがとうなら,いもむしゃはたち

この時期になると,なぜか寅さんの映画が見たくなります。年末・年始の街頭で,寅さんが「蟻が十なら,芋虫ゃ二十」と威勢よく商売をしている姿が浮かんできます。私が商売(センターをPR)するならば,「教師が五者なら,指導主事は十者」とでも言えばいいでしょうか。全然洒落になっていませんが・・・

よく「教師は五者(いろいろな説がありますが学者,医者,易者,役者,芸者など)であれ」と言います。しかし,センターの指導主事の仕事は多岐にわたっていて五者では足りません。それで十者としました。特に12月は,研修,研究,教育相談,校内研修支援などの通常業務以外に,3ヶ月長期研修生の研究の指導や研究発表会の準備などの仕事があります。それぞれの指導主事が十者として頑張っています。

今日の一枚

「うしろすがたのしぐれてゆくか・・・ハクセキレイ」

所長室から(平成21年12月4日)

ワクワクするような授業を見てみたい

前回の続きです。子どもたちがワクワクするような啓蒙書がほしいのですが,出版されるまで待てません。我々教員にできることは,子どもたちがワクワクするような授業づくりです。子どもたちの「やる気スイッチ」をオンにするためには,教える側が「面白い」「楽しい」という気持ちを持つことが必要です。「言うは易し,行うは難し」ですが・・・

研修センターでの3ヶ月長期研修が12月11日に終わります。研修報告書には,各研修生が工夫した「面白い」「楽しい」授業実践が満載です。きっとワクワクするような授業が行われたと思います。見てみたかったなあ。

今日の一枚

「舞い上がる。大空へ・・・ダイサギ」

所長室から(平成21年12月2日)

ワクワクするような啓蒙書が読みたい

近年,絶版になっていた名著が次々と文庫化されています。昔ワクワクしながら読んだ啓蒙書を文庫で読み直して,ワクワクしたわけを考えてみました。①著者が自分の専門分野を楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。②記述が具体的で(厳密さを多少無視しても),読者をグイグイ引っ張っていく。③文章から熱い思いとユーモアのセンスが読み取れる。などが思い浮かびました

特に①が重要だと思います。子どもたちの理科離れに警鐘を鳴らす人たちには,①を意識した啓蒙書の執筆をお願いしたいと思います。警鐘よりも啓蒙書(今の時代なら啓蒙ビデオでもいいでしょう)。子どもだけでなく大人もワクワクするような,そして未来に読み継がれるような新刊の啓蒙書を待っています。

今日の一枚

「もっと遠くを見たい・・・アオサギ」

所長室から(平成21年11月18日)

研修講座のアンケート

センターでは研修終了時にアンケートを実施しています。基本研修(初任者研・5年次研・10年経験者研)以外の研修では無記名で行っています。無記名にすることによって受講者の研修に対する率直な評価と感想が得られると考えました。無記名にしても,ネット上の掲示板に見られるような無責任な記述はなく,みなさん真面目に回答しています。

アンケートを集計・分析することにより,改善すべき点が明確になります。それらをもとに,来年の研修がより充実したものになるように準備していきます。

また,励みになるような暖かい言葉をいただくと,担当者は「よし,頑張るぞ!」という気持ちになります。ありがとうございます。もちろん,忌憚のないご批判・ご叱正も歓迎します。ご批判・ご叱正の言葉は担当者にとってチクリと(あるいはズッシリと)痛いものですが,改善につなげるように謙虚に受け止めます。

今日の一枚

「まさかこんなに目立つとは・・・ウスタビガの繭」

所長室から(平成21年11月9日)

役立つ研究をしている?

今年もセンターの研究発表会の日が近づいてきました。研究を担当する指導主事を中心として全所員で準備を進めています。今年の発表会は全体会がなくて,研究分野ごとに研究発表を行います。研究発表と研究協議に十分時間をかけるために変更しました。

今年は,算数・数学,音楽,体育・保健体育,外国語(英語)・小学校英語活動,教育相談の発表があります。私は日頃から,「センターで行う研究は,学校で実際に役に立つものであるべきだ」と所員に言っています。多くの先生方に参加していただき,本当に役立つものになっているかどうかについてご意見をいただきたいと思います。12月25日(金)です。お待ちしています。

今日の一枚

「朝日に映えるクロガネモチ」

所長室から(平成21年11月5日)

有言実行

10月下旬に教育課題研修指導者海外派遣プログラムによりアメリカのミルウォーキーとシカゴに行ってきました。それぞれ違った特徴のある学校を9校訪問して,「ああ,このような学校運営の方法があるのか」と目から鱗が落ちるような体験をしてきました。それらの取り組みを今すぐに日本の学校で実行することは難しいと思います。しかし,これらの学校に共通する有言実行の姿勢はすぐにでも取り入れられると思います。

すべての学校で,具体的に分かりやすく表現されたその学校の使命が,目立つところに掲示されています。その他にも,学級ごとの目標やルール,理科室などに入室・退室するときの約束,校則に違反したときの取り決め,などなど,具体的で明確な表現のものが至る所に掲示されています。これを見て「これだからアメリカは契約社会なんだ」と感じる人や敬遠する人もいるでしょう。しかし,私は有言実行の姿勢の表れだと受け止めました。日本の学校でも,子どもたちに分かるように,もっと具体的に表現することが必要な事柄があると思います。

今日の一枚

「シカゴの鳩・・・やけどするよ」

所長室から(平成21年10月13日)

本日のおすすめメニュー「研修資料等」

センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。本日のおすすめメニューは「研修資料等」です。このメニューを新設したねらいを説明します。

研修のときに配布された資料を学校に持ち帰り,他の先生に広めてくださっている先生がたくさんいます。センターの資料を積極的に活用していただき感謝します。さらに活用していただくために,センターのホームページに資料を公開することにしました。学校での校内研修や個人の自主的な研修に使っていただきたいと考えています。

今のところ掲載物は少ないのですが,役立つ資料を充実させていきます。「研修資料等」をぜひご覧ください。

今日の一枚

「良薬は口に苦し・・・四弁のセンブリ」

所長室から(平成21年10月6日)

風が吹いても桶屋は儲からない

前回は,自分で考えることが大事だと書きました。その続きです。「風が吹けば桶屋が儲かる」と言われれば,「そんなわけないだろう。おかしい」と考えるでしょう。しかし,世の中には,一見もっともらしい話がたくさんあります。

例えば,①相関関係と因果関係の混同(AとBの2つの事柄に統計処理をして強い相関があるとき,AをBの原因または結果と断定する),②偏った標本から全体を推定(少数の○○を見て,「今どきの○○は××だ」と決めつける),③都合のいいことだけを用いて論を進める,④虎の威を借る(大家の○○によると・・・),などです。

だまされないように用心するだけでなく,研究報告書などを作るときには論の進め方に十分注意したいものです。

センターの研究発表会は12月25日(金)です。

今日の一枚

「胞子がぎっしり・・・フユノハナワラビ」

所長室から(平成21年10月1日)

自分で考えること

9月14日からセンターでの長期研修が始まりました。34人の長期研修受講者には,①主体的な研修になるように,②視野を広げるように,③出会いを大切にするように,と話しました。特に①では,自分が研究したいことを明確にし,自分で工夫することを望みました。自分で考えることを大事にしてほしいと思います。

話は変わりますが,読書の秋です。ある人は「読書は,他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は,他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない」と言っています。読書をするにも,自分で考えることが必要でしょう。

今日の一枚

「きれいな花びら?本当は萼(がく)・・・ミゾソバ」

所長室から(平成21年9月14日)

さんまを美味しく食べるには

「目黒のさんま」という落語があります。目黒に鷹狩りに出かけてお腹をすかせた殿様が,農家で焼いていたサンマを分けてもらい,そのうまさにビックリします。戻ってから「さんまを食べたい」と注文しますが,料理人は新鮮なさんまを徹底的に加工し上品な料理にして出します。そのまずさにガッカリした殿様は「さんまは目黒に限る」。

十分な準備をして授業を行ったのに,子どもたちの反応がいまいちということがありませんか。もしかするとこの料理人のように素材を加工しすぎたせいかもしれません。あるいは殿様のお腹がすいていなかったのかも。

今日の一枚

「森の紳士(淑女?)・・・ホタルガ」

所長室から(平成21年9月1日)

Easy come, easy go.

最近,「わかりやすい」「読みやすい」を売りにした本が多く出版されています。私の経験では,それらの本は確かにすらすら読めます。しかし,本の内容はあまり記憶に残らないようです。Easy come, easy go.といいますが,簡単に得られることは失うのも早いと思います。

「わかりやすい」「読みやすい」ことは有難いことですが,その内容を自分の中に定着させるには努力が必要です。例えば,時間をおいて繰り返し読むとか,自分にとって大切だと思うことをメモするとか。

同じことが研修にもいえると思います。研修を受けて「わかったつもり」になっても,そのまま放置してはどんどん忘れてしまいます。配布資料を読み返したり,要点をメモしたりするのはもちろんのこと,実践可能なことはどんどん実践して定着を図って下さい。お願いします。

今日の一枚

「かわいい豆狸ではなく・・・タヌキマメ」

所長室から(平成21年8月18日)

テレビ会議はいかがですか

残暑お見舞い申し上げます。多くの先生が来所する7・8月の間,センターの入り口近くでテレビ会議の実演を行っています。昼休みの間センター所員が交代で説明に当たっています。なぜこのようなことをしているのでしょうか。簡単に説明します。

茨城県教育情報ネットワークは多くの便利な機能を持っています。その中で,テレビ会議は他の機能ほどは使われていません。テレビ会議は色々な利用法が考えられる便利な機能なので,使わないのはもったいないことです。

そこで,多くの先生にテレビ会議を体験していただき,テレビ会議の利用を促すために,実演を始めました。機会があったら実際に体験して下さい。また,これをお読みになって使ってみたいとお考えの先生は,各学校のネットワーク担当者に御相談下さい。

今日の一枚

「本当に飛んでいるような・・・サギソウ」

所長室から(平成21年8月3日)

校内研修支援でも頑張っています

前回は「センターの夏といえば研修です」と述べましたが,センターは校内研修支援でも頑張っています。6月から3月までの実施期間のうち7・8月だけで,全訪問件数の約3分の1の訪問が行われます。連日多くの指導主事が,小・中学校を訪問して校内研修を支援しています。校内研修支援事業は昨年度から始まった事業です。詳しくはこのページジをご覧下さい。

今日の一枚

「可憐な花なのに名前が・・・ハエドクソウ」

所長室から(平成21年7月15日)

センターの夏,研修の夏

梅雨が明けました。いよいよ夏本番です。センターの夏といえば研修です。基本研修(初任者,5年次,10年経験者研修)と希望研修を中心にして,多くの教 員が参加します。毎年この時期になると,私は参加者が熱心に研修に取り組んでいる様子を見ることを楽しみにしています。また,成果が児童生徒に反映される ことを大いに期待しています。

しかし,前回に続いて,私が「もったいない!」と感じていることをお話しします。それは研修の成果が個人の範囲で止まってしまうことです。研修を受けた 人は,「こんな教材を紹介されたよ」「こんな資料をもらったよ」「こんな情報知ってた?」などと,周りの人たちに広めて下さい。お願いします。

今日の一枚

「ツバメの巣・・・食材ではありません」

所長室から(平成21年7月2日)

もったいない!先輩の知恵袋

受講者から回収したアンケートを読んでいて,最近考えていることがあります。「○○の研修を実施して欲しい」「○○について教えて欲しい」というセンターへの要望は大切にしたいと思います。しかし,要望の中には,職場で先輩や同僚から教えてもらえるようなようなこともあります。身近に先輩の知恵袋があるのに,使わないのはもったいない!と思います。「どうせ聞いても無駄だ」などと思わないで,「○○について誰か知っていませんか?」と声を出してみて下さい。書物などにはない貴重な知恵が得られるかもしれません。職員室で情報の交流が活発になるといいですね。これもコミュニケーション能力でしょうか。

今日の一枚

「おばあちゃん,これ食べられる?」

所長室から(平成21年6月18日)

♪人生ゆうきが必要だ

センターでは研修講座ごとにアンケート調査をしています。この調査の中で,受講者の皆様からは率直なご意見・ご感想をいただいています。皆様のご意見・ご感想をしっかり受け止めて,可能な範囲で研修事業の改善に活かして参ります。ご協力ありがとうございました。

ところで,私がアンケートを読んで残念に思うことが一つあります。それは,遠慮したり我慢したりして,その結果として不自由な思いや不快な思いをされた先生がいらっしゃるということです。もし,担当者が近くにいなかったり話を切り出しにくい雰囲気にしたりしていましたならば,本当に申し訳ありません。「部屋が寒い」「マイクの音量が大きすぎる」「体調が悪い」など,遠慮なく申し出て下さい。ちょっとした「勇気(言う気)」が必要かもしれませんが,よろしくお願いします。

今日の一枚

 「マムシに注意・・・勇気は不要」

所長室から(平成21年6月3日)

千客万来

「センターに出張してきます」「またセンターか。センターへの出張が多いね」職員室でこのような会話があるかもしれません。少し説明させて下さい。実は,センターに来られる先生方の過半数は,センター主催の研修以外で来られています。センター主催の研修については種々の見直しを行うことにより,受講者数はやや減少傾向にあります。それに反して,教育関係機関・団体などの主催事業でセンターを使用することが大変多くなっています。このことが先ほどの職員室での会話になるのだと思います。

センターへの出張の通知文・案内文を受け取られたら,必ず主催者名や連絡先をチェックして下さい。特に,担当者への質問や緊急時の連絡に備えて連絡先の確認をお願いします。

また,センターでは,来所された方々に快適に利用していただけるように努力しています。しかし,不十分な点もあると思います。お気づきの点は遠慮なく担当者に伝えて下さい。皆様のご来所をお待ちしています。

今日の一枚

「ジャムを作ろう・・・モミジイチゴ」

所長室から(平成21年5月26日)

センターは交流の場

5月の薫風の中,センターの中庭では昼休みをとる先生方の明るい声が聞こえてきます。また,研修を終えた後には,エントランスホールなどのあちこちで先生方の元気な声が聞こえます。初任者研修ではすっかり顔なじみになった仲間と打ち解けあう姿,その他の研修でも懐かしい仲間と旧交を温める姿が見かけられます。そうです。センターは先生方の交流の場になっています。

もちろん,研修の中での研究協議は,同じ課題を持った先生方の交流の場です。私はこの交流を大切にしたいと考えています。活発な研究協議ができるように努力していきます。

研修に来られた先生方には,様々な交流を楽しんでいただきたいと思います。

今日の一枚

「万緑の中の甲羅干し・・・交流?」

所長室から(平成21年5月12日)

センターのロゴマークを作りました

「一目でセンターとわかるマークが欲しい」との思いから,センターのロゴマークを作りました。私の素案をもとに,教科教育課の清水明指導主事が完成させました。ITTCはIbaraki Teacher Training Center の頭文字を表します。茨城県の地図と文字ITTC(CはITTを囲むように変形してあります)を組み合わせて,センターから全県に情報発信をしていくことを表現しています。今後センターのホームページや刊行物等に使用していきますので,よろしくお願いします。

センターのロゴマーク

今日の一枚

「一人ぼっちのフタリシズカ」

所長室から(平成21年4月30日)

仕事の秘訣

今年も多くの新任教員が教職人生を始めました。初任者研修講座のスタートに当たって私がお話ししたことの一部を紹介します。

私の経験から,「いつも新鮮な気持ちで,やりがいを持ち続けて仕事をする秘訣」について,

①「子どものため」と言うことを忘れない・・・やりがい

②自分で考える習慣を付ける・・・新鮮な気持ち(例:平凡に見える仕事であっても,自分で考えて工夫をする)

③同僚,保護者,地域の人に対してのコミュニケーションの力をみがく・・・楽しい雰囲気,協力してもらえる

④困難な仕事を頼まれたとき,「できません」というより「どうしたら一部でもできるようになるか」を考える・・・プラス思考

今日の一枚

「ひっそりと輝く・・・キンラン」

所長室から(平成21年4月16日)

アクセスが100万件を突破

センターのホームページのアクセス件数が100万件を超えました。多くのみなさまにご覧いただきましたことを感謝申し上げます。私の今年の抱負は「学校・教員を支援するための情報発信ができる中心(センター)でありたい」です。このことを実現するために,センターのホームページは重要な役割を担っております。学校・教員を支援するための情報を,可能な限り多く載せていくつもりです。今後ともセンターのホームページをご覧いただきたいと存じます。また,みなさまのご意見を kyoken@center.ibk.ed.jp にお寄せいただければ有難いと存じます。よろしくお願いします。

今日の一枚

「粉まみれのゾウさん」

所長室から(平成21年4月1日)

今が大切

センターの近くにある唯信寺・光明寺・完全寺(笠間市宍戸)のしだれ桜は本当に見事です。毎年この時期になると,花見を楽んでいます。これも毎年のことですが,この時期になると唯信寺の掲示板に「明日あると思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」という親鸞の和歌が掲示されます。私はこれを見て,花見で浮かれた気分を引き締めています。「明日あると思う心」 ではなく,今を充実したものにすることに心がけなければならないと思います。花を見るときは心から楽しみ,仕事をするときには後々に延ばさないで全力を傾けるようにしたいものだと思います。(ただし,この心がけは毎年三日坊主で終わってしまいます。)

今日の一枚

「花の滝・・・しだれ桜(完全寺)」

所長室から(平成21年3月2日)

情報提供に努めます

センターのホームページの「おしらせ」には,今日(3月2日)現在,教育相談課の「学校生活スキルトレーニング」,特別支援教育課の「LD・ADHD・高機能自閉症児等の生徒の理解と支援」と「特別な配慮を要する子どもの理解と対応Q&A」, が掲載されています。いずれも教員対象の情報ですので,一般の方はご覧になれません。

同じく「おしらせ」にあります,情報教育課の「情報モラルに関する情報」と研究発表会の様子につきましては,一般の方もご覧になれます。

今後,より多くのセンターの活動の成果物をホームページを通して,教員向けと一般向けに区分けして提供していくつもりです。教員の皆さんは自己研修・校内研修等で活用して下さい。一般の方々には,センターの活動の一端をご理解いただくとともに,ご支援をお願い申し上げます。 

今日の一枚

「春の陽射し(センターのステンドグラス)」

所長室から(平成21年2月2日)

子どもにとっては初めて習うこと

この時期になると,初任者研修,5年次研修,10年経験者研修の閉講式で挨拶をします。その中で「先生にとっては何回も教えて十分に慣れている事柄であっても,子どもにとっては初めて習うことなのだということを,肝に銘じて下さい。」とお願いしています。経験を積むとそつのない授業ができるようになる反面,教えることに対する新鮮な気持ちが薄れ,子どもたちに教科の面白さを伝える力が弱くなると,私は思っています。いつまでも新鮮な気持ちで教壇に立って欲しいと願っています。

今日の一枚

「にほひおこせよ」

所長室から(平成21年1月5日)

来年度の準備

明けましておめでとうございます。今年もセンターをよろしくお願いします。

昨年12月25日に行われましたセンターの研究発表会には,五百人の皆様に参加していただき,ありがとうございました。これから研究報告書を完成し,研究成果の普及を図っていきます。

現在,センターでは来年度の準備に力を入れています。木々たちが春の芽吹きに備えて,冬芽をじっくり膨らましていくように,センター所員も4月に向けて準備に力を注いでいます。この準備はセンターの運営にとって大変重要です。3月までに大きな芽を育てていきます。

今日の一枚

「はばたけ!」

所長室から(平成20年12月15日)

今年の漢字は「変」

今年も残り半月です。12日に今年の漢字が発表になりました。「変」とは確かに今年の特徴を表した漢字だと思います。センターにとっても今年は大きな変化があった年でした。今年から始まった「校内研修支援事業」では,多くの学校を訪問しました。また,センター内部でも多くの業務を見直して,変えてきました。センターは来年も「変」で行きたいと思います。外部の情勢に引きずられて「変わる」のではなく,より良い事業をめざして主体的に「変える」ようにしたいものです。

今日の一枚

「小枝に変身」

所長室から(平成20年12月5日)

センター周辺の自然

センターの周りには北山公園をはじめとする観光名所が多くあり,春の桜,秋の紅葉などが満喫できます。センターの敷地内にも多くの木々があり,四季の変化を肌で感じることができます。

センターのホームページに掲載の写真は,私が朝の始業前と昼休みに撮ったものです。美しい光景に感動できる,気分転換ができる,運動不足が解消できると,一石三鳥の効果があります。

今後とも写真を掲載していきますのでご覧下さい。また,センターにいらっしゃったときには,センター周辺の自然を味わって下さい。

今日の一枚

「最後の輝き」

所長室から(平成20年11月4日)

センターの研究発表会は12月25日です

研修センターは「研修」だけを行っている施設ではありません。様々な事業の中には,教育活動に役立てるための「研究」事業があります。研究の成果をセンターで行う研修に反映させることは勿論ですが,広く県内の教育関係者に知っていただけるように,今まで以上に広報活動に力を入れていくつもりです。

今年度の研究成果を12月25日にセンターを会場にして発表します。先日,県内の各学校には案内の文書を出しました。既にポスターをご覧になった方もいらっしゃるでしょう。発表される研究テーマに関心をお持ちの教員の方は,ぜひ参加して下さい。お待ちしています。

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「ツルリンドウの実」

所長室から(平成20年10月22日)

センターは小中学校の校内研修を支援しています

校内研修支援事業は本年度から始まった事業です。年間359件の要請訪問を行う予定です。センターの指導主事にとって,学校の様子を直接見聞きすることは大変勉強になります。また,学校とセンターの関係が密接になることにより,学校のニーズを反映した研修事業や研究事業ができるのではないかと期待しています。来年度も募集しますので,小中学校での積極的な検討と申し込みをお願いします。

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「スミレの返り咲き」

所長室から(平成20年10月7日)

私の名刺の裏面をご披露します

センターでは研修以外にも各種の授業を行っています。
●教育研究 毎年12月に研究発表会があります。
●校内研修支援 指導主事が校内研修支援のために小・中学校に出張します。
●教育相談 電話相談,来所相談を行っています。
●教育情報の収集・提供 茨城県教育情報ネットワークの中に学習指導案などの教材データベースがあります。
詳しくは茨城県教育研修センターHP http://www.center.ibk.ed.jp/ をご覧下さい。

ささやかな工夫ですが,もっとセンターを知ってほしいと願っています。

今日の一枚

「朝露が身に染みる」

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