長期研修について


  趣 旨

  長期間の研修を通して、より広い視野に立った教員としての資質・能力の向上を図る。

  ※ 長期研修生の実態や意向に即した指導をする。

 研究に関すること

(1) 研究分野と期間

○各教科に関する研究(3か月)          ○総合的な学習の時間に関する研究(3か月) 

○小学校における外国語活動に関する研究(3か月) ○生徒指導に関する研究(3か月)

○教育の情報化に関する研究(3か月、6か月)   ○道徳に関する研究(3か月、6か月)

○特別活動に関する研究(3か月、6か月)     ○教育課題に関する研究(3か月、6か月)

○学級(ホームルーム)経営に関する研究(3か月、6か月)

○教育相談に関する研究(3か月、6か月)     ○特別支援教育に関する研究(3か月、6か月)

(2) 主な研究の方法

○仮説検証による実践的研究

教育の内容や方法、指導の手立て等を工夫改善し、仮説を立てた上で、実践によってそれらの有効性を検証する研究

 ※ 単なる実践報告ではなく、仮説-検証により、教育の内容や方法、指導の手立て等の有効性を客観的に示す。

○事例研究

  児童生徒との関わり方や人間関係づくり、チーム支援の在り方等、指導や支援の計画を立て、実践し、

その結果を分析・考察する研究

   ○教材開発研究

     教育効果をより高めるために、授業等で使用する教材や教具等を開発、作成する研究

    ※ 指導計画等の開発、作成等も含む。

(3) 研究の進め方

   ○ガイダンス  :研究の進め方や、研究に関わる諸事項についての理解を深める。

   ○研究計画検討会:研究計画を検討し、研究の方向性を明確にする。

   ○研究計画発表会:研究計画の発表を通して、検証方法等を検討し、研究計画を確立する。

   ○現地研修   :研究計画に基づき、授業研究等を行う。

・3か月長期研修生 … 7日以内   ・6か月長期研修生  …  10日以内

   ○中間検討会  :現地研修での課題を検討し、研究の方向性の適正化を期する。

                                  (6か月長期研修生のみ実施)

   ○研究内容検討会:研究内容を検討し、研究のまとめの充実を期する。

   ○研究発表会  :研究の成果と課題を発表し、研究の発展を期する。

            ※ 3か月の長期研修生はA4判10ページ、6か月の長期研修生はA4判14ページの

発表会資料を作成する。

   ※すべての長期研修生が「茨城県教育研修センター研究発表会」において、研修の成果を発表する。

3 研修に関すること                                                                              

    新型コロナウイルスへの感染防止を常に考慮し、すべての研修を進めていく。

   (1) 講話
    研修センター所長、次長、次長兼教職教育課長、各課長、教職教育アドバイザーからの講話を聴講する。
   (2) ゼミナール

       教育に関するテーマを長期研修生が設定し、長期研修生同士で議論を行うことで、教員としての資質・能力の向上を図る。

   (3) 講座聴講

研修期間中に実施される研修講座の講義を聴講し、教員としての識見を高める。聴講は希望する場合は、その都度講座聴講願(研修開始後に配付される)に必要事項を記入し、長期研修担当に提出する。  

   (4)その他
    
    その他必要と認められる研修を随時行う。

 

問い合わせ先

 茨城県教育研修センター ℡ 0296-78-2121(代表)   教育相談課   ℡ 0296-78-3219(直通)