Try!プログラミング

1. 日立市立諏訪小「Try!プログラミング」

投稿日時: 2020/10/08
研修センターでの希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」後に,受講者の先生が勤務校でプログラミング教育に取り組んだ様子を紹介します。

 9月25日(金),茨城県教育研修センターの内藤英一先生を講師としてお招きし,2年2組が,図画工作科の学習にプログラミングを取り入れた授業を公開しました。実態調査で,当学級の児童について,発想の乏しさや自信のなさが課題に挙がりました。そこで,題材「ふしぎなたまご」では,中から何がうまれてくるかを考えさせるために,プログラミング教材「プログラミン」を使用し,たまごを動的に捉えることで,想像をより膨らませたいと考えました。また,何度も描いたり消したりできるというタブレット型PCの利点を生かし,自信をもって取り組ませたいと考えました。
授業では,児童は,自分なりの思いをもって動きをプログラミングしたり,たまごを見てうまれてくるものを想像したりと,意欲的に活動していました。振り返りの時,児童から「中から出てくるものをたくさん考えられた」との発言がありました。題材の目標から逸れないよう,どのようにしてプログラミングを取り入れるかが非常に難しい課題でした。しかし,児童も良さを実感できていることから,有効に取り入れられたと考えています。内藤先生からは,教師がぶれないで取り組んでいくことが大切という御助言をいただきました。これからも,どんな力を子どもたちに身に付けさせたいのかを明確にし,様々な教科にプログラミング教育を取り入れて,主体的な学びを育んでいきたいと思います。