Try!プログラミング

1. 古河市立中央小学校「Try!プログラミング」

投稿日時: 04/02 庄司真樹子

 本センターでは、8月に希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」を実施しました。受講された先生方は、プログラミング教育を牽引している学校の実践発表を聞いたり、実習や演習を行ったりしたうえで、授業等におけるアイディアを広げました。

 ここでは、受講された先生方が、研修後に勤務校で取り組んだプログラミング教育の実践を紹介します。

  

 今回は古河市立中央小学校 長塚 莉奈 教諭から「Scratch(スクラッチ)」(※1)を活用した小学校第6学年、算数科の実践報告をいただきました。長塚教諭による報告内容は、以下の通りです。

 

※1 「Scratch(スクラッチ)」は、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが無償で公開しているプログラミング言語です。画面上に予め準備されている複数の命令ブロックを組み合わせてプログラミングをすることができます。

 ScratchのWebサイト https://scratch.mit.edu/studios/1168062

 

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 第6学年の算数科の授業において、「Scratch(スクラッチ)」を使って比例のグラフをかく学習を行いました。最初はプログラムを作ることに苦戦していましたが、友達と協力しながらプログラムを完成させることができました。点の間隔が広いグラフをかいていた児童もいましたが、プログラムを試行錯誤していくうちに点の間隔を狭くし直線にするためには、Xの増加量を小数にし、繰り返しの数を増やすことで直線のグラフになることに気付くことができました。

  

  プログラムを作成している様子                 作成したプログラムでグラフをかく様子

 

 

  比例のグラフをかくことができました

 

※については、教育研修センター情報教育課が追記しました。

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 今後も、受講された先生方の実践の様子についてお伝えしていきます。受講者の先生方の活躍に是非ご注目ください。