Try!プログラミング

1. 守谷市立松ケ丘小学校「Try!プログラミング」

投稿日時: 04/02 庄司真樹子

 本センターでは、8月に希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」を実施しました。受講された先生方は、プログラミング教育を牽引している学校の実践発表を聞いたり、実習や演習を行ったりしたうえで、授業等におけるアイディアを広げました。

 ここでは、受講された先生方が、研修後に勤務校で取り組んだプログラミング教育の実践を紹介します。

 

 今回は守谷市立松ケ丘小学校 斎藤 清美 教諭から「Viscuit(ビスケット)」(※1)を活用した小学校第2学年の実践報告をいただきました。斎藤教諭による報告内容は、以下の通りです。

 

※1 「Viscuit(ビスケット)」は、子供から大人まで誰もが楽しみながら簡単にプログラミングができるアプリです。(Webサイトより引用)

 Viscuit(ビスケット)のWebサイト   https://www.viscuit.com/

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 第2学年のプログラミング学習(C分類)の実践です。

 本教材Viscuit(ビスケット)は、合同会社デジタルポケットから無償で提供されているビジュアルプログラミング言語です。インターネット環境があれば、誰でも利用することができます。文字も数字も使わず、「メガネ」と呼ばれるツールを使用して、プログラムを作ることができます。一人一人の児童が自分の絵を動かしながら、プログラミングの仕組みを探ったり、全員の絵を一つの画面で共有したりすることにより、プログラミングの楽しさや面白さを味わうことができる教材です。

 児童達は、操作の仕方をすぐ覚え、楽しく絵を描いていきました。「メガネ」の秘密についても、「魚を動かすプログラミングの大事な役目をしている。」「置く位置が違うと動き方が違う。」「自分が思った動きと違う動き方になっても、これはこれで楽しかった。」など、いろいろなことに気付きながら、プログラミング学習を楽しんでいました。

 最後に、端末上でクラスの児童達が描いた魚が「ビスケットランド」に集まり、一つの画面に表示されると「わあっ」っと歓声があがりました。

 

  

  楽しく絵を描いている様子                   画面からいろいろなことに気付いている様子

 

 

  端末上で児童達が描いた魚が「ビスケットランド」に集まったときの様子

 

※については、教育研修センター情報教育課が追記しました。

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 今後も、受講された先生方の実践の様子についてお伝えしていきます。受講者の先生方の活躍に是非ご注目ください。