Try!プログラミング

1. 常総市立水海道小学校第3学年「Try!プログラミング」

投稿日時: 04/02 庄司真樹子

 本センターでは、8月に希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」を実施しました。受講された先生方は、プログラミング教育を牽引している学校の実践発表を聞いたり、実習や演習を行ったりしたうえで、授業等におけるアイディアを広げました。

 ここでは、受講された先生方が、研修後に勤務校で取り組んだプログラミング教育の実践を紹介します。

 

 今回は常総市立水海道小学校 神矢 征孝 教諭から「Hour of Code(アワー・オブ・コード)」(※1)の「アングリーバード」(※2)を活用した小学校第3学年の実践報告をいただきました。神矢教諭による報告内容は、以下の通りです。

 

※1 「Hour of Code(アワー・オブ・コード)」(は、 あらゆるスキルレベルの学習者を対象とした、楽しいアクティビティやビデオを通じて、コンピュータサイエンスを無料で紹介しています。今年のコーディングと AI の祭典は、400 を超えるパートナー、2 万人の教育者、58,000 人のボランティアによって支えられています。

(Webサイトより引用)

 Hour of Code(アワー・オブ・コード)のWebサイト  https://hourofcode.com/au/ja

※2 「アングリーバード」は、 Hour of Codeでは、古典的な迷路とも言われています。ここではアングリーバードとその仲間たちでプログラミングします。(Webサイトより引用)

 アングリーバードのWebサイト            https://studio.code.org/hoc/1

 

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 今年度は、学校全体でタブレット端末を活用した協働的な学びを各教科で実践しました。また、中堅教諭等〔前期〕資質向上研修の発表もあり、ロイロノート・スクールを活用した理科の学習も実践しました。学級として、この一年間でタブレット端末を活用した学びの機会が増えたので、プログラミング教育にも挑戦しました。実践してみると、子どもたちはとても楽しそうにプログラミングを行っていました。できた時の子どもたちの喜んでいる姿を見て、さらにいろいろなものを実践したいと思いました。

 研修センターでの希望研修後には、アワー・オブ・コードのアングリーバードを活用したプログラミング教育を実践しました。プログラミングが初めての児童もいたので、導入として大型テレビでブロックの組み方や考え方を伝えながらデモンストレーションを行いました。  

その後、前半の15分間は自分で考える時間、後半の15分間は友達と考える時間として取り組みました。振り返りでは、「プログラムを作るのが楽しかった。」、「協力してやるのが良かった。」、「またやりたい。」という感想が多く聞かれました。

 

    

                          自分で考えている様子 

 

  

   友達と考えている様子

 

※については、教育研修センター情報教育課が追記しました。

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 今後も、受講された先生方の実践の様子についてお伝えしていきます。受講者の先生方の活躍に是非ご注目ください。