特別な教育的ニーズをもつ児童生徒に対する教科指導
― 通常の学級における算数・数学の授業づくりの実際 ―

　本研究では，算数・数学に苦手さをもつ児童生徒に対して，つまずきや困難を軽減するための指導の工夫や支援のためのアイディアを収集しました。そして，前回の研究で報告いたしました「多様な教育的ニーズに対応する授業づくりの支援リスト」に基づき，「特別支援教育の視点」から整理をしました。整理をすることによって，工夫やアイディアを共有することができ，授業に生かしていくことができると考えました。
　また，特別な教育的ニーズをもつ児童に対して有効な支援は，すべての児童生徒に対しても効果的であり，算数・数学の授業だけでなく，他の教科指導のわかりやすさにもつながると考えます。
　この研究は，まず先生方にとって活用しやすいこと，そして，継続して指導の工夫や支援のアイディアを募集することにより，内容を充実させていきたいと考えております。
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研究の内容
１　研究を進めるにあたって
２　平成19・20年度の研究より
３　研究の内容
　(1)　特性による教科学習の難しさ（算数・数学の例）
　(2)　多様な教育的ニーズに対応する授業づくり
　(3)　つまずきに対応する「支援シート」
　(4)　展開の中での指導・支援の工夫（指導案）
４　研究のまとめと今後の課題
５　コラム集　

支援のアイディアを募集します！
支援シート枠(一太郎, Word )

研究の内容ダイジェスト版はこちらから 　（研究発表会資料）