きたやま通信

第1号

第1号

平成27年5月18日


茨城県教育研修センター

所長 石﨑 千惠子


 4月の風景から

 4月当初,小学校1年生らしきわが子の登校する後姿を,家の門の前でいつまでも見送っているお父さん,お母さんを見ると,学校はたくさんの宝をお預かりしているのだなあと思ったものです。
 あれから4週間が過ぎようとしている現在,朝の通勤途中で見かける1年生たちの成長はみごとです。初め,大きなランドセルに足元が不安げに見えたものでしたが,ひと月の間に足取りもしっかりして,表情にも小学生としての自信さえ垣間見られます。「ぐんぐん伸びる」ことは,子どもたちの特権なのですね。
 研修センターの所長室の前に,ナツツバキの若木があります。このナツツバキも,4月1日に赴任した際には小さな芽がわずかに確認できたくらいでしたが,今は若々しい緑でいっぱいになっています。
 年度の初めである4月は,学校や職場にとって,本当の意味での「初め」「始まり」です。本教育研修センターも,年度初めの定期人事異動で新任の指導主事等がたくさん着任しました。4月2日には早速,講座構築の概要説明や運営管理システムの利用実習などの所員研修が行われ,教育研修センター指導主事として歩み出しました。学校現場のみなさんから頼りにされ,ともに学び続けることのできる指導主事になっていってほしいと思います。
 教職員向けの講座においても,新規採用の教職員に向けた研修からスタートしました。4月14日には中学校の若手教員(初任者),新規採用の養護教諭及び栄養教諭向け,4月15日には小学校の若手教員(初任者)向け,4月16日には高等学校・特別支援学校の若手教員(初任者)及び新規採用の実習助手向けの研修が実施されました。4月17日と30日には臨時的任用職員向けの研修も実施されました。いずれの研修でも,受付の1時間前から駐車場の車の中で待っている受講者の方もいらっしゃいました。「研修に遅れてはならない。」ということで,朝早くに家を出られたのでしょう。緊張感が伝わってきました。
 また,初任者,新規採用者の研修では,私も,50分間の講話の時間をいただきましたが,真剣な表情で聞いてくださる受講者の姿に,身の引き締まる思いでした。この講話の中で話題にした言葉や図書等の一部を紹介させていただきます。(話題にした意図については,後の通信でお話しさせていただきます。)
どの子にも涼しく風の吹く日かな  飯田龍太

豊かに わだかまりなく
探し求めて なごやかに
心をこめて まめまめしく
※ 私が勤務した小学校の校長室にあった言葉です。

「虔十公園林」宮沢賢治著

「自閉症の僕が跳びはねる理由」東田直樹著

 5月に入ると,本教育研修センターでは,様々な研修だけでなく,研究活動もスタートします。学校現場とともにある教育研修センターとして,がんばってまいりたいと思います

 
 
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