情報教育課新着情報

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第1回研究協議会をオンラインで実施しました。

5月29日(金),教育の情報化に関する研究「児童生徒の情報活用能力を育み,発揮するためのICT活用の在り方」の第1回研究協議会が行われました。本研究は,令和2年4月から令和4年3月にかけて研究を行う2か年事業で,児童生徒の情報活用能力を育むとともに,主体的・対話的で深い学びの中で,その能力を発揮するためのツールとしてのICTを活用した授業実践について提案することを趣旨としています。1年次の初回となる今回は,講師に国立大学法人東京学芸大学准教授 高橋 純先生を迎え,県教育研修センターから委嘱された研究協力員(小学校3人,中学校3人,高等学校2人,特別支援学校2人の計10人)が大学や勤務校などそれぞれの場所からオンラインで参加する形式となりました。

 午前の高橋准教授による講義「児童生徒の情報活用能力を育み,発揮するためのICT活用の在り方」では,これまでの研究で蓄積された豊富な実践事例を基に,情報活用能力の必要性と研究の意義について学びました。講義後には,研究協力員から「本校の児童生徒にどのようなアプローチができるのか,イメージがなかなかもてず,考えれば考えるほど分からなくなっていたが,講義から,自分に足りないのはシンキングサイクルだったと気付いた。どのような手順でじっくり考えていくのか,情報の収集→整理・分析→まとめ・表現を子供たちにより丁寧に指導できるよう,授業計画を組み立て,実践していきたい。」などの感想が寄せられました。

 午後は,本研究の進め方について全体に概要説明を行った後,校種ごとに分散会を行い,情報活用能力を育むための授業実践に向けて,授業デザインを検討しました。

 今回はオンライン会議という新たな形式での実施となりましたが,研究協力員からは「これからの研修や出張のスタイルも変わっていくのではないかと感じた。」などの感想があり,ICT活用に対する教師の意識改革にもつながる研究協議会となりました。

教育の情報化・第2回研究協議会を実施しました。

7月9日(木),教育の情報化に関する研究「児童生徒の情報活用能力を育み,発揮するためのICT活用の在り方」の第2回研究協議会が行われました。
 午前の研究協議(全体会)「実態把握と授業計画」では,9人の研究協力員が,研究に関する各々の学校の実態把握と授業実践について1人10分程度報告し,児童生徒の情報活用能力に関する各校の現状と,情報活用能力を育むための授業実践の手立てを共有しました。
 午後は,指導主事により,ロイロノート・スクール,SKYMENU Class,Google Classroomを活用した情報活用能力を育む上で有効なICTの活用方法の提案を行いました。その後,校種毎の分散会では,今後の研究の見通しを確認しました。
 今回は協力員との来所による初めての顔合わせとなり,研究の方向性や各自の実践内容について,熱心に協議する姿が見られました。研究協力員からは「先生方の授業を組み立てる際の視点であったり,様々な工夫を聞くことができ,大変勉強になった。」や「情報活用能力の育成について,小学校6年間の系統性は考えていたが,小・中・高・特別支援学校のつながりにも目を向けて,目の前の子供達と向き合っていきたいと改めて感じた。」などの感想があり,研究に対する協力員の意欲向上につながる研究協議会となりました。

県内の工業系高等学校の先生方,IoTについて学ぶ

 工業系の授業を担当している県内13人の先生方が集まり,県立産業技術短期大学校において7月28日・29日に産業教育研修講座(工業)を実施しました。
 研修では,マッチ箱ほどの大きさのコンピュータであるシングルボードコンピュータ(今回使用:Raspberry Pi4)に高解像度カメラを組込み,撮影した写真から,人物像を割り出し,被写体をスマートフォンのSNSアプリ(今回はLINEを使用)に通知する,IoTの仕組みについて学びました。
 この技術を利用すれば,不在時の訪問者を記録し,必要に応じて,スマートフォンで訪問者を確認したり,部屋に残してきたペットの様子を外出先から確認したりといった,生活を便利にするシステムを創ることができます。
 受講者からは,「カメラのみならず様々な制御ができるので課題研究の幅が広がると思います。ラズパイ(指導主事注:Raspberry Pi)についてもっと研修したいと思います。」,「実習等の工業系の専門教科のみならず令和4年度以降の情報Ⅰの内容にも生かすことのできるような講座でとても参考になりました。これから入学してくる高校生たちはプログラミング教育を受けてくる世代になるのでそのような生徒たちに対しての授業を考えるうえでとても参考になりました。」といった感想が寄せられました。
 工業系の高等学校では,我々の生活を豊かにしてくれる専門的な知識と技術を学ぶ,夢のある教育を受けることができます。そのような学校の生徒達のために,先生方は積極的に研修に励んでいます。

小学校プログラミング教育研修講座の実施

 7月31日,8月3,4日の3日間に渡り,計85人の先生がプログラミング教育の希望研修講座に参加しました。講座では,アンプラグドの演習をはじめ,ScratchでのB分類の実習,micro:bitを使ったC分類の実習を行いました。研修後のアンケートでは,「とてもためになる研修でした。忘れないうちに,大切なことは学校で広げたいと思います。」,「実習・演習が多く、実際に使いながら研修することができたのがよかったです。大変勉強になりました。」という感想が多数寄せられました。

受講された先生方は,今回の研修での学びを基に,勤務校でプログラミング教育の実践に取り組みます。今後は,その実践の様子についてもお伝えしていきます。受講者の先生方の活躍に是非ご注目ください。

 

校務の情報化推進のためのエクセル活用(VBA)研修講座

8月20日(木),21日(金)の2日間,校務の情報化を推進するために,エクセルVBAに関する基礎的な知識と技術の習得を図ることを目的として,県内の教員および事務職員を対象にした「校務の情報化推進のためのエクセル活用(VBA)研修講座」を開催しました。

 校務の情報化は,ICTを有効し,校務の効率化を図ることで生徒と向き合う時間をつくり,よりよい教育を実現させるために行われます。今回のエクセル活用(VBA)では,情報教育課作成のオリジナルテキストに沿って,マクロやユーザーフォームなどのVBAの機能について,エクセルを実際に操作しながら例題に合わせた演習を行う形式で

学びました。受講者からは「今回学んだ活用法を生かして,入力したデータを自動で整列して表示させたり,作成した表を自動で印刷できるよう設定するなど,自校の校務に生かしていきたい」などの声も聞かれ,大変有意義な研修となりました。