Try!プログラミング
Try!プログラミング
研修センターでの希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」後に,受講者の先生が勤務校でプログラミング教育に取り組んだ様子を紹介します。
第4学年算数「しきつめ」の学習で,「しきつめて大きな平行四辺形を作るにはどうしたらいいかな?」いう課題を設定して行った。色々な大きさの平行四辺形をしきつめて,大きな平行四辺形ができるかを考えさせた。結果,児童は「①等しい辺の長さ」と「②等しい角の大きさ」がポイントだと気が付いた。そこで,条件として何が必要かを全員で考えた。児童からは「同じ大きさ」「同じ形」と意見が出て,それをもとにフローチャートを作り,「同じ大きさ」「同じ形」の平行四辺形をしきつめ完成した。考えの筋道をフローチャートの形で書いていくことで,児童も順序立てて分かりやすく考えていくことの大切さを少し分かったようである。「楽しかった・分かった」という感想もみられた。論理的思考を育むための思考の可視化は,普段から各教科で行っていくことができると実感した。今後も,チャレンジしていきたいと思う。古河市立諸川小「Try!プログラミング」
麻生東小の「Try!プログラミング」
研修センターでの希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」後に,受講者の先生が勤務校でプログラミング教育に取り組んだ様子を紹介します。
実践校及び実践者は,行方市立麻生東小学校,冨田 英明先生です。実践内容は,以下の通りです。
第4学年社会科において,「ごみのゆくえ」を学習する単元があります。本校の4年生は,フローチャートを活用して,ごみがどのように処理されるのかをまとめました。本時は,あらかじめフローチャートの枠と動かせる選択肢を用意して,スカイメニューで配付しました。子供たちは,それぞれのタブレットで操作し,「ごみのゆくえ」をまとめることができました。
日立市立諏訪小「Try!プログラミング」
鉾田市立上島西小学校の「Try!プログラミング」①
鉾田市立上島西小学校の「Try!プログラミング」②
つくばみらい市立陽光台小学校の「Try!プログラミング」
取手市立戸頭小学校の「Try!プログラミング」
つくばみらい市立谷原小の「Try!プログラミング」
フローチャートを考える様子 フローチャートを活用して問題を解く様子
子供たちが導いたフローチャート
かすみがうら市立七会小学校「Try!プログラミング」
研修センターでの希望研修「小学校段階におけるプログラミング教育研修講座」後に,受講者の先生が勤務校でプログラミング教育に取り組んだ様子を紹介します。
実践校及び実践者は,かすみがうら市立七会小学校 岡﨑 藍先生です。実践内容は,以下の通りです。
第6学年算数「比例と反比例」の学習です。目的のグラフをかくには,どのようなプログラムを作ればよいかを考えました。大日本図書「たのしい算数ウェブ6年」のScratchを使って活動しました。スプライトの動きを学級全体で共有した後,命令ブロックを黒板に掲示し,各ブロックをどのような順序にすれば同じ動きになるか,各自試行錯誤しながら考えました。さらに演算の挿入や反比例,xの数値を小さくしたグラフ作りも行いました。自分の命令通りに動くスプライトを見て「できた。」「楽しい。」という感想が出てきました。授業参観日に行ったので,保護者に対して,プログラミング教育を知らせるよい機会となりました。今後もプログラミング的思考を育む授業展開を実践していきます。